■プロ野球 DeNA-ヤクルト(26日・横浜スタジアム)

ヤクルトの村上宗隆(22)が、0-0で迎えた6回の第3打席、DeNAの先発・大貫晋一(28)から46号3ランホームランを放ち、通算150本塁打をマーク。プロ野球史上179人目の達成者となった村上は、1990年8月5日に清原和博(当時・西武)が記録した22歳11か月を抜き、22歳6か月の史上最年少で150号に到達した。

無死一・二塁の場面で打席に立った村上は、フルカウントから7球目スプリットを振り抜き、ライトスタンドに突き刺さる弾丸ライナーで均衡を破った。これで114打点となった村上は、昨年の112打点を上回り、自己最多打点を更新した。

23日の広島戦では日本選手としては球団最多となるシーズン45号をマークし、前日は2つの申告敬遠と3三振。この日、3試合ぶりの豪快アーチを放った村上は、大台の50本塁打まで残り4本と迫った。

この日、第1打席は投手ゴロ、第2打席は空振りの三振。第3打席、第4打席は2打席連続ホームラン、第5打席は四球。4打数2安打1四球で打率は.328に上昇しリーグトップを死守。本塁打47、打点115は2位以下を圧倒し“暫定三冠王”をキープした。

■プロ野球150本塁打 年少記録

【1】村上宗隆 22歳6か月(2022年8月26日達成)
【2】清原和博 22歳11か月(1990年8月5日達成)
【3】王貞治  24歳1か月(1964年7月16日達成)
【3】松井秀喜 24歳1か月(1998年7月28日達成)

■プロ野球150本塁打 2020年以降の達成者

2020年9月12日  山川穂高(西武)28歳9か月
2020年10月31日 長野久義(広島)35歳10か月
2021年4月24日  鈴木誠也(広島)26歳8か月
2022年5月29日  岡本和真(巨人)25歳10か月