河村さんが体験した「非日常」
ENstyle 川村峻介さん:
「この町がすごい好きで自分でも住みたくて引っ越してきて、被災した時にもここに住んでたんですけれども」

2011年3月、川村さんは、当時住んでいた青葉区本町で被災しました。震災直後は流通がストップし仙台市中心部でもスーパーに長い列ができました。ライフラインも停止し電気も水もない生活を余儀なくされました。

ENstyle 川村峻介さん:
「寒かったので、灯油とか毛布とか食材とかも持ち寄って、その方が効率いいかなっていうのでみんなで集まって共同生活を始めました」
顔見知りの住民と共同生活をしたという川村さん。停電が続くなか役立った一つが震災2日前の地震をきっかけに購入していたヘッドランプです。
さらにガスバーナーは、お湯を沸かすのに役立ちました。共同生活を通して自然とこんな考えが浮かびました。

ENstyle 川村峻介さん:
「アウトドア用品すごい便利だなと。災害時にすごく役に立つなというのを痛感しましたし、ああいうのがあればよかったこういうのがあればよかったっていうのもすごく思いました」