現地11日(日本時間のきょう(12日)未明)に幕を閉じたパリオリンピック™です。

パリに駆け付けた約80人の応援団の前に現れたのは、女子マラソンに出場する予定だった天満屋の前田穂南選手です。

本番の2日前の精密検査で右大腿骨の疲労骨折が判明。『この状態で走れば、選手生命にかかわる』として無念の欠場となりました。

(天満屋 山口衛里監督)
「本当に『苦渋の選択』でしたけども、(武冨)専任コーチ含め、前田と話をして次の目標に向けてしっかり頑張っていこうということで、今回欠場という形になりました」

家族や仲間たちの励ましで徐々に笑顔も増えてきた前田選手。復帰時期は未定ですが気丈に前を向いています。

(天満屋 前田穂南選手)
「また次に向けて、まず脚をしっかり治して。しっかり自分の走りができるように。また恩返しをして結果を出したいと思います。ありがとうございました」