小学生を対象にした防災教室が長野市で開かれ、水害からの避難などを学びました。

防災教室は信大工学部流域治水研究センターなどが主催し、小学4年から6年の20人が参加しました。

子どもたちは長野駅周辺の浸水を再現したコンピュータの立体画像を使い、安全なルートを選びながら避難場所に向かうゲームに取り組みました。

■子どもたちが体験したゲームを手がけた傳田正利教授(筑波大学連携大学院)「こんなつもりじゃなかった、こんなことになるとは思わなかった、ということがないように不意打ちにならないようしたいと思っています」

■体験した小学生
「早めに避難すればいいことだけど、避難できなくなってしまうこともあるから日々避難の準備をすることが大切だと思いました」

会場となった日本無線の屋上には気象の観測などに使われる自社製のレーダー装置が設置されていて、子どもたちは担当者の説明を受けながら見学しました。