台風5号は、10日正午現在、日本の東を1時間におよそ15キロの自転車並みの速さで北へ進んでいます。
今後、進路を次第に西よりに変え、あさって(12日)東北地方に上陸するおそれがあるとして、気象庁と国土交通省はさきほど午後2時から合同で緊急の記者会見を行い、「連休中かつお盆の期間という移動の多い時期だが、状況に応じて柔軟な対応をお願いしたい」と呼びかけました。
気象庁によりますと、台風が上陸する東北地方の24時間雨量は、▼あす正午までが120ミリ、▼あさって正午までが300ミリ、▼13日正午までが150ミリとなっていて、あすからあさってにかけては平年の8月1か月分の降水量を超える大雨となるおそれがあるとしています。
先月、記録的大雨に見舞われた山形県や秋田県でも、あす以降、大雨となる見込みです。
台風の動きがそれほど速くないため、暴風や大雨の影響が長引くおそれがあり、気象庁の担当者は「非常に高い危機感を持っている」としています。
気象庁は、東北地方を中心に北日本から東日本にかけて、土砂災害や河川の増水・氾濫などに厳重に警戒するよう呼びかけています。
国土交通省 尾松智 河川保全企画室長
「夏休みの時期でもあり、レジャー等を検討されていた方もいらっしゃるかと思いますが、台風の影響が想定される地域では、くれぐれも海や川に近づかないでいただきたいと考えております。また、計画運休や通行規制を念頭に置いていただきたいと思っております」
気象庁の担当者は「まだ進路の予想には幅がある」としたうえで、「連休中かつお盆の期間という移動の多い時期だが、最新の情報に注意して、柔軟な対応をとってほしい」としています。
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