福島県警の森末治本部長が着任後初めて被災地を訪れ、犠牲者に黙とうを捧げました。
福島県警の森末治本部長は9日、着任後初めて被災地を訪れ、津波の被害を受けた浪江町の請戸小学校を視察しました。
視察では、当時の津波の状況や在籍していた児童全員が無事に避難したことなどについて説明を受けました。
その後、町内の霊園に足を運び、犠牲者や行方不明者の名前が刻まれた慰霊碑に献花し、黙とうを捧げました。
森末治本部長「これから戻ることを希望する人が、安心して暮らせるように様々な警察活動を展開していかなけらばいけないと強く感じた」
森末本部長はこのほか、福島第一原発や富岡町なども視察したということです。