太平洋戦争中に連合国軍による艦砲射撃を受けた岩手県釜石市では、市民が犠牲者を追悼し平和を祈りました。

釜石市が開いた今年の戦没者追悼・平和祈念式には、戦没者の遺族や市民などおよそ150人が出席しました。


8月9日は、太平洋戦争末期の1945年に釜石市が連合国軍による2回目の艦砲射撃を受けた日です。
式では遺族を代表して、戦争で父親を亡くした佐々木郁子さん81歳が、「残された私たちは戦争と平和に襟を正して向き合わねばと思います」と追悼の言葉を述べました。

式に出席した人たちは祭壇に白菊の花を供えて犠牲者を悼み、平和の誓いを新たにいていました。