JR東日本は8日、常磐線の20代の女性車掌が、列車の走行中、一時的に眠ってしまったと発表し、謝罪しました。

JR東日本水戸支社によりますと、車掌が居眠りをしたのは8月1日午後6時ごろ、福島県の常磐線・原ノ町駅からいわき駅の一部区間です。

乗客から「車掌が居眠りをしているようだった」と、JR東日本のホームページの投稿フォームに指摘があり、本人に確認をしたところ、20代の女性車掌が、乗務中に一時的に眠ってしまったことが分かったということです。

車掌は、列車の一番後ろの車両の乗務員室に座っていて「数秒間、数回、一時的に眠ってしまった」と話しているということです。この事案による列車の遅れなどの影響はありませんでした。

JR東日本では、乗客に心配・迷惑をかけたとして謝罪するとともに、車掌に対しては厳しく指導したとしていて、全乗務員に対しても責任感を持ち執務するよう指導するとしています。