金の小売価格、5年で2倍以上に
この店では、X線の機械などを使い、持ち込まれた金が本物かどうかを見分けます。例えば、使わなくなった指輪に含まれる金の量をはかってみると、金の量を表すグラフが純度75%を示し、18金であることが分かりました。

秋山代表「X線分析器や比重計を用いて、純金なのか18金なのか10金なのか金の品をしっかりと調べて、ひとつひとつ丁寧に値段を伝える」
貴金属製造・販売の大手、田中貴金属工業が設定しているこの5年間の金の価格を見ると、8月7日の小売価格は、1グラムあたり1万2290円。5年前と比べると、2倍以上値上がりしているのが分かります。

新型コロナの流行やロシアのウクライナ侵攻など、世界的な情勢不安を受けて、いま、資産として安定性の高い金の需要が高まっているということです。














