7月の大雨の影響により、線路脇ののり面が流出して運転見合わせとなっていたJR大船渡線が7日午後、運転を再開しました。
運転を再開するJR大船渡線の一ノ関駅発の列車には、高校生などの利用客およそ50人が乗車しました。
大船渡線は7月26日未明からの大雨により、一関市滝沢地内で線路脇ののり面が流出しました。
規模は幅およそ10メートル、縦およそ8メートル、深さおよそ1.5メートルということです。
のり面の復旧工事と安全確認が終わり、7日の運転再開となりました。
一ノ関駅には再開を待ち望んだ高校生などが乗車していました。

(高校生は)
「学校で部活に行くのに結構必要だったので大変だったのでやっと使えるようになってうれしい」
JR盛岡支社によりますと、7月26日から7日の運転再開まで上下線合わせて248本が運休し、およそ1万2000人に影響が出たということです。

大船渡線は8日から通常通りのダイヤで運行します。