▽母親
「使えない、オーラがない、キャプテン辞めれ、部活辞めれ、キモい、ウザい、など人格否定の暴言が息子を苦しめました」
「負ければ“キャプテンが悪い”、勝てば“まぐれ勝ち”、息子は頑張っても努力しても、認めてもらえないことに日々落ち込む様子が見られました」

「さらに顧問から全体の前で、キャプテン変えたら?と畳みかける容赦ない言葉に、「俺嫌われている…」そんなメッセージを友だちに送っていました」
そして亡くなる前日、これまでにない激高を浴びせられ、翌日初めて部活を休んだ。
▽自死した生徒の言葉(意見陳述書から)
「今日は無理です」「俺の事聞かれたら、分かりませんと答えて下さい」
▽母親
「これが(部員らと交わした)最後の会話となりました」

「やっと掴んだ九州大会の優勝。そして全国大会を前に命を捨てることがどれだけ悔しかったことでしょうか。どれだけ辛かったことでしょうか」