3年ぶりに行動制限のなかった夏。新型コロナの影響も見られた一方、大分県内の観光地には子どもたちの歓声が響き、本格的な回復へ関係者の期待が高まっています。
■新型コロナ感染拡大も…去年より観光客が増加
大分市の水族館「うみたまご」では終わりに近づいた夏休みを楽しもうと、多くの家族連れが訪れていました。

(入園客)「魚との触れ合いなどいろいろあって、イルカも見られて楽しいです」「リュウグウノツカイがいて楽しかったです」「県外とかは行けなかったんですけど、県内で楽しく遊んだり過ごしたりしたのがとても楽しかったです」
「うみたまご」では第7波の影響で夏休みに数組程度、団体客のキャンセルがあったもののお盆期間中は入園者が去年からおよそ1.7倍に増え、コロナ禍前の6割から7割ほどまで回復したということです。
(うみたまご営業部・庄司賢助さん)「(第7波の影響は)かなり心配していましたが実際のところ感染対策に皆さん注意されながら、様子を見ながらですけど少しずつは観光に動かれている感じがします」
大分市の高崎山自然動物園では今年のお盆期間中、天候にも恵まれ去年の4倍近いおよそ6000人が入園しました。

(高崎山自然動物園・村田美由紀さん)「お盆期間中とかはコロナ前の9割程度まで(来園者数が)戻ってきています。今から行楽シーズンになりますので、皆さん揃って高崎山にサルを見に来ていただきたいです」