北海道で北方領土の隣接地を視察した大分舞鶴高校の生徒が現地で学んだ領土問題の実態を報告しました。
大分舞鶴高校では、北方領土青少年等現地視察団に1・2年生18人が参加しました。
この視察は内閣府の外郭団体が全国の中高生を対象に実施しているもので、県内からは2年に1度舞鶴高校の生徒が参加しています。今年は7月25日から3泊4日で北方領土に隣接する根室市などを視察しました。

生徒たちは元島民や地元の高校生から学んだ北方領土の歴史やロシアによる不法占拠の実態を報告しました。
(生徒)「北方領土が思ったより手の届く場所にあって近いのに、手が届かないのがもどかしく感じました」「元島民が北方領土は日本の領土と聞いて自分たちがつないでいかないといけないな」
領土問題の現場を肌で感じた経験は生徒たちにとって貴重な気づきとなったようです。