自動で運転するバスの実証実験が岩手県釜石市で始まり、新たな市民の足として期待が寄せられています。
実証実験が始まったバスは8人乗りの電気自動車で、車体に取り付けられたセンサーやカメラで周囲の状況を認知して自動で運転する仕組みです。

実証実験は釜石市平田地区の住宅地や復興住宅、スーパーマーケットなどを巡る2つのコースで行われます。
運賃は無料ですが市に予約が必要となります。
時間は午前9時から午後5時までで5便の運行を計画しています。
(釜石市生活環境課 二本松史敏課長)
「将来的に安心して暮らせるよう、公共交通の維持に努めていきたい」

バスには当面、オペレーターが乗り込み、来年度に計画する本格運行に向けて8月22日までデータの収集を行います。