ネイルアートをしながら各都道府県を旅し、その土地の魅力をSNSで発信している女性がいます。指先に広がるアートの魅力と彼女の思いに迫りました。
掛川城(静岡県掛川市)にある二の丸茶室。日本庭園を望むゆとりの空間で行われているのは、ネイルアートです。
<旅するネイリスト 山本杏里さん>
「サロンに行く時間を作るのがまず難しくないですか?」
<ネイリングをしてもらている客>
「子育てと仕事でバタバタ過ぎて、しっかりとその時間を取るのがなかなか難しくて」
こちらの女性、実はネイルアートを手がけ、全国を回っている「旅人ネイリスト」なのです。
<山本杏里さん>
「大学を卒業してから、カナダのワーキングホリデーに行った際に外国の人ともお話をしたいなと思って英語を学びたくて、1対1でじっくり話ができるのがネイリストかなと思って」
帰国後、一般企業に就職しましたが、趣味として友人にネイルをしているうちに楽しさとやりがいを感じ、東京で個人サロンを開きました。そして…。
<山本杏里さん>
「旅をすることで自分の世界を広げてくれたということにすごく感謝をしていて」
2022年1月から始めた、47都道府県出張ネイルプロジェクト。これまでに27の地域を回り、インスタグラムなどで、その街の魅力とご当地ネイルを発信しています。8月23日は、オーガニックの抹茶や日本茶を販売する会社経営者に話を聞きました。
<山本杏里さん>
「子育てしながらの立ち上げってすごく忙しいと思うんですけど、どういう経緯で立ち上げたんですか?」
<オーガニックグリーンティーライフ 母里比呂子社長>
「流通の仕組み的に生産者が苦しい状況になっているというのをどうにかしたいなという思いから」
指先も会話も止まることなく…ついに、抹茶ラテをイメージした静岡のご当地ネイルが完成しました。
<母里比呂子さん>
「疲れたときに指先がきれいだと落ち着く。リラックスができる。引き出し方がすごくうまくて、昔からいるような感覚でお話できて楽しかったです」
茶碗と抹茶ネイルの融合は、インスタ映え抜群です。
<山本杏里さん>
「そこに行かないとわからないことってすごくあるんだなと思って、百聞は一見にしかず。自分自身が自分の目で見るということはこの時代においても、なおのこと大事だな。楽しいし沢山の学びが得られるなと思います」
ネイルの可能性を「若い女の子のオシャレ」に留めたくない…楽しみながら美しくなる「楽美(たび)」をこれからも続けていきます。
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