宮城県の港町・石巻の夏を彩る「石巻川開き祭り」が開かれていて、手漕ぎ船のレースで熱戦が繰り広げられました。
「石巻川開き祭り」は、北上川を改修し石巻の発展の礎を築いた川村孫兵衛重吉の功績を称える祭りです。
目玉行事のひとつ、「孫兵衛船競漕」の予選には、男女合わせて44チームが出場。
およそ550メートル先のゴールを目指し、力いっぱいオールを漕いでいました。
参加者
「みんなが息をそろえてしっかり漕ぐというところで一位がとれて良かった」
参加者
「(自分のチームは)最年長が62歳を超えている。(他のチームは)みんな若いのでとにかく若さにチャレンジ」
今年の石巻川開き祭りは8月2日から4日までの3日間です。
3日の夜にはおよそ1万6000発の大輪が夜空を焦がす花火大会が行われます。
また最終日の4日は孫兵衛船競漕の決勝レースや伝統の大漁踊りなどが予定されています。