ことしの平和宣言で、広島市の 松井一実 市長は、旧ソ連のゴルバチョフ元大統領の言葉を引用して、核抑止力からの転換を訴えます。

平和宣言の冒頭で松井市長は、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化などに触れて、「国家間の疑心暗鬼が深まっている」と指摘します。

そして為政者が「対話」をすれば危機を打破できる事例として、米ソの冷戦を終結させた旧ソ連のゴルバチョフ元大統領の言葉を引用します。

当時、アメリカのレーガン元大統領との「対話」で核軍縮を実現したことを紹介し、為政者に核抑止力依存からの転換を促すため、「希望を持って行動を起こそう」と市民社会に呼びかけます。

広島市 松井一実 市長
「核軍縮・不拡散を進めた為政者がいたという事実に着目した。今の核兵器保有国の方々にしっかり考えてほしい」

松井市長は、「市民社会が起こすべき行動を強調し、わかりやすい展開を目指した」としています。