熱戦が続く北部九州インターハイ、1日、陸上男子110メートルハードルで、宮崎西の高城昊紀選手が準優勝しました。
現地からMRTテレビ「Check!」スポーツ担当、高橋美苑リポーターの取材です。

(高橋美苑リポーター)
「福岡の空の玄関口、福岡空港です。陸上競技最終日のきょうは県勢アスリートが勝利へ駆け抜けます!」

まずは、女子の1600メートルリレー。
予選2組には宮崎北が登場し、8位でバトンをもらったアンカー木原が意地を見せ7位に浮上。決勝進出はなりませんでしたが、自己記録を更新しました。(予選2組7位 3分48秒28)

予選3組には宮崎商業が出場。苦しい展開になりましたが、最後まで諦めずメンバー全員で走り切りました。(予選3組8位 3分52秒59)

(宮崎商 内山田 玲選手)
「この4人で走ることができてよかった」

次は女子3000メートルの決勝。
南九州陸上で優勝した宮崎日大の上柳 凛が全国の強豪を相手に12位と健闘しました。(12位 9分23秒97)

続いて、男子110メートルハードル。

注目は、6月のU20陸上選手権を制した宮崎西の1年、高城昊紀。

準決勝では自己ベストと宮崎県記録、それに、高校1年生の全国記録を更新します。

迎えた決勝は、同じ高校の先輩、田村英大(宮崎西3年)と共にレースに挑みます。

リードしていた高城ですがゴール直前、東京の古賀に競り負け、惜しくも準優勝。それでも、日本高校記録歴代2位となる13秒68を叩き出しました。

(宮崎西 高城昊紀選手)
「悔しい気持ちはあるが、自己ベストを更新できて、初のインターハイで準優勝できたというのは自信になった。(次の目標は)来年のインターハイ優勝と高校3年生までに日本選手権の決勝に立ちたい」

田村も、全国の舞台で8位に輝きました。(8位 14秒30)

(宮崎西 田村英大選手)
「決勝は、宮崎西が2人並んで走るというのは初めてだったので、感じるものがあった。3年間で一番楽しいレースなって、この決勝は自分のために走ることができたので、すごく楽しいレースになりました」