また救急車が長時間、現場や病院に留まり次の場所に行けないことで、救える命が救えなくなる事態が懸念されています。


こうしたひっ迫を受け、重点医療機関などは23日、緊急のメッセージを出し救急車の要請について軽症の人は慎重に考えて欲しいなどと呼びかけました。


山梨大学医学部 森口武史教授:
今ここ2週間、3週間の間 感染を防ぐような行動をとって感染自体を鎮火させるのが今すぐに必要なこと。

さらに病院は夜間の医療体制を強化する必要性も訴えています。

山梨大学医学部 森口武史教授:
特に山梨県は夜間・休日の診療体制に弱い所があるので、発熱の患者については夜間・休日の診療体制を見直して集約化して、対応能力を上げる必要がある。


限界以上を受け入れている夜間の救急医療。

医療崩壊を防ぐための対策は一刻を争う事態となっています。