7月から審議されている熊本県内の新たな最低賃金について、労使の意見の隔たりが大きく、予定していた日程で決定が出せない可能性が出てきました。

国の審議会は7月、熊本での引き上げの目安額を50円に決め、熊本の審議会でも議論が本格化しています。
前回の審議で労働者側は、152円引き上げの1050円を主張したのに対し、経営者側は32円引き上げの930円を求めていました。
8月1日は労使が改めて金額を示しましたが、依然として引き上げ幅に隔たりがあり、新たな金額を決定する予定だった次回の審議では決定できない可能性が出てきました。
次回の審議は8月5日の予定ですが、金額が決まらない場合、今年の改定は10月2日以降になります。