相手の男性とは連絡が取れず… 行き場をなくした妊婦の苦悩

2024年4月、名古屋市千種区の東部医療センターで、検査を受ける20歳のあやさん(仮名)。妊娠10か月で出産を間近に控えています。

妊娠が分かったのは、2023年9月でしたが、相手の男性は多額の借金について口論になった後、一緒に暮らしていた家を出ていきました。

(あやさん【仮名】)
「総額200万円ぐらい。借金の癖が直らなくて。出て行ったきり、連絡先も全部消されて。電話番号とか全部、無くなっていました」

一人になったあやさんは、親にも頼ることはできなかったそうです。

(あやさん【仮名】)
「両親から、働いていたお金をとられたりとか、暴力されたりとか、度々あって。頼れる存在はいなくて。相談出来る人も特にいなくて、ずっと一人で。毎日毎日一人で悩みながら、死にたい死にたいと思っていた」