県は「今年のように越冬成虫が多い場合は7月下旬にかけて飛来が減少するが、 今年は餌となるヒノキ球果が極めて少ないため、園地へ多量の飛来が継続することが予想される」としている。また、特に8月上旬頃までは多量の園地飛来に最大限の警戒が必要だと呼びかけている。
また、防除上の注意点として以下を挙げている。
▼飛来時期や飛来量は園地により異なるため、園地観察を行い、発生を認めたら、各地域の防除暦に従い速やかに防除を行う。特に発生の多い地域では広域一斉防除を実施する。
▼主に山林から果樹園に飛来するため、山林に近い園地での被害が多い傾向にあるので、特に注意する。
▼果樹園への飛来は曇天で夜温があまり下がらない日に多くなるので注意する。
▼果樹カメムシ類は主に夕方から夜間にかけて加害するので、薬剤散布は夕方に行うと効果的である。
▼飛来が長期間続く場合は継続的な防除が必要であるが、連続して防除を行うと、ハダニ類やカイガラムシ類の異常増殖(リサージェンス)を引き起こす恐れがあるので注意する。
▼薬剤は登録内容に応じて使用するが、周辺作物や生物(魚・蚕・ミツバチ等)に影響を及ぼさないよう注意して選択する。














