高知競馬に所属する騎手と子どもたちが、春に田植えをした米の稲刈りを行いました。子どもたちは硬い稲に苦戦しながらも一生懸命、収穫していました。

「よいしょよいしょ…とれた~」
稲刈り体験をしたのは、3歳から12歳までの子ども15人と“高知けいば”の騎手およそ20人です。
子どもたちに米作りに親しんでもらおうと赤岡修次(あかおか・しゅうじ)騎手が、2013年から始めた取り組みで、刈り取った稲は、2024年4月に田植えをしたもの。

子どもたちは、硬い稲に苦戦しながらも騎手と協力して、一生懸命、稲を刈り取りました。終了時間になっても「もう一回やりたい!」という子どももたくさんいたほど、楽しい時間となったようです。
「手が痛かった」
「楽しかった。ふりかけかけて食べたい。ちりめん山椒(をかけて食べたい)」
(赤岡修次 騎手)
「できる過程とできて刈るまでの過程が楽しいと思う。自分の口に入るものが『こうやってできているんだ』とわかって、将来そういう(農家など)道に進もうかなと思うきっかけになれば一番いいかなと思う」
収穫した米は子どもたちにプレゼントされました。今後、高知市内の特別支援学校などにも贈られ、給食などで食べられるということです。
