連日の暑さで、食卓に並ぶ野菜に影響が出ています。
夏野菜に暑さ直撃
記者「10年に1度の高温とも言われている今年の夏。気温と一緒に野菜の値段も上がっているようです」

熊本県嘉島町の店では、去年と比べて全体的に1割程度、価格が高い傾向だということです。
イオン九州 渡辺宏司さん「キュウリ、ナス、ピーマン、今のところ県産の量が非常に少なくて、高値で推移しています」
暑さの影響で生育が遅れ、出回る数が少なくなるため価格に反映されています。
来店客「ちょっと高いと感じる。キュウリとか」
「やっぱり値段が上がっている、どの商品も。受け止めないと仕方ない」
店側は、客が手に取りやすいような工夫をして対応しています。

渡辺さん「少量袋にするとかバラ売りするとか、買いやすい値段で販売している」
大きさや収穫量にも影響?
実際、野菜の生産現場ではどのような影響が出ているのか?トマト農家を訪ねました。
夏から秋に収穫する『夏秋(かしゅう)トマト』で西日本一の生産量を誇る阿蘇地方では、いま収穫の最盛期をむかえています。

しかし、トマト農家の甲斐達矢(かい たつや)さんは、暑さがトマトにもたらす影響は避けられないと話します。
トマト農家 甲斐達矢さん「この先ずっとこの暑さが続けば、トマトの実が太る前に色づいてしまうので、小玉傾向になって収量が減るんじゃないか。出来ればたくさん収穫したいですけど、なかなか天候には難しいので…頑張って作っているのでたくさん食べてもらえれば」















