22日の感染者数が、過去3番目の1087人となった鳥取県。
23日午後、県は鳥取市と合同で対策本部会議を開き、「BA.5対策強化宣言」の延長などを決めました。


鳥取県 平井伸治知事
「学校が再開されたことにより、感染が広がる危険性が出てきているということです」

対策本部会議では、学校再開の時期を迎えるにあたり、密の回避や換気の徹底など、感染対策のレベルアップを改めて呼びかけました。

一方、8月12日に発令した「BA.5対策強化宣言」は、感染者が1000人を超える状況を踏まえ、8月末までの期間を、9月16日まで延長としました。

また、政府の全数把握見直しの動きを念頭に、発生届の対象が高齢者などに限定されても、それ以外の感染者も必要に応じて発生届を作成するなど柔軟に対応することとしました。
そして、保健所のコンタクトセンターへの登録により、健康観察やパルスオキシメーターの配布を行い、必要な場合には適切に医療に繋げられる支援体制を強化することを確認しました。