アメリカのハリス副大統領がバイデン大統領の後継として指名されてから1週間。その勢いが止まりません。好感度調査では、トランプ前大統領を大きく上回り、献金も300億円以上にのぼっています。一方、「ほぼトラ」とも言われていたトランプ陣営ですが、副大統領候補・バンス氏の過去の発言が波紋を広げています。

ハリス副大統領に“勢い” 後継指名から1週間で献金300億円以上に 好感度も“逆転”

アメリカのハリス副大統領がSNSに投稿した動画には、「このチームが力を合わせれば、11月に勝利するだろう」とのメッセージが添えられ、投稿から20時間足らずで既に110万回以上再生されています。

その勢いは選挙活動にも。民主党のハリス陣営によると、この間の献金額が2億ドル、日本円で約307億円に上ったと明らかにしました。

特徴的なのは、その内訳。全体の66%が、今回の大統領選での献金が初めてだったということです。

アメリカ ハリス副大統領
「これは市民の力による選挙運動であり、私たちには勢いがある。私が立候補を表明した翌日、私たちは24時間として、大統領選史上最高額の草の根募金を記録した」

こうした勢いは28日に発表された世論調査でも。ハリス氏の好感度が1週間前より8ポイント上昇し、トランプ前大統領を上回りました。

副大統領候補・バンス氏の“過去の発言”に批判 トランプ陣営への影響は?

一方、トランプ陣営をめぐっては、副大統領候補であるバンス上院議員の過去の発言が波紋を広げています。

共和党 バンス上院議員(FOXニュースのインタビュー・2021年)
「この国は“子どものいない多くの猫好き女性”によって動かされている。彼女らは自分の人生や自身のした選択がみじめだから、アメリカの他の人たちもみじめにしたいのだ」

夫の連れ子2人の母親であるハリス氏のように、「出産経験がない女性や独身の人たちを侮辱的に批判した」として、強く反発の声が上がっています。

これに対し、バンス氏は26日、「皮肉的に伝えられている。猫に恨みはない」などと説明しました。