全国の小学生と中学生を対象にした「学力テスト」の結果が29日公表され、岩手県内は小学生の国語を除く3つの教科で全国平均を下回りました。

「全国学力テスト」は学習指導の改善につなげようと、文部科学省が毎年小学6年生と中学3年生を対象に実施しているものです。


2024年は4月に小学校の国語と算数、中学校の国語と数学の4つの教科が行われ、県内ではおよそ1万8400人がテストを受けました。
その結果、小学校国語の平均正答率が69%で全国平均を1ポイント上回ったものの、その他の教科はいずれも全国平均を下回りました。

岩手県教育委員会は各学校に結果を踏まえた改善計画を立ててもらい、学習に必要な支援を行うということです。