28日に行われた、夏の高校野球福島県大会決勝で、聖光学院が学法石川を破り、3年連続で甲子園出場を決めました。

決勝は、3連覇がかかった聖光学院と、春夏甲子園出場を目指す学法石川、2年連続で同じカードとなりました。

試合は、王者・聖光が初回、1アウト・ランナー2塁のチャンスを作ると3番菊池。ボールは、セカンドの頭上を越え幸先よく先制します。さらに、追加点をあげ、なおも2アウト満塁の場面、打席に立ったのは8番青柳。2点タイムリーで、聖光は初回に一挙4点をあげます。

なんとか追いつきたい学法石川は7回、1アウト・ランナー2塁で4番大栄が意地のタイムリーを放ち、1点を返します。

しかし、リードを守り切った聖光学院が優勝、3年連続19回目の甲子園出場を決めました。

聖光学院・佐藤羅天主将「いろいろな苦しいこともあったんですけど、自分に付いてきてくれた人、監督、コーチに感謝を伝えたい」

聖光学院・斎藤智也監督「山あり谷ありのチームが今回は頂に登ったわけですから(甲子園では)もうワンランク次のステージで戦える力を蓄えたいと思う」