映画「百花」の大ヒット祈願イベントが行われ、浅草寺に菅田将暉さんと原田美枝子さんが登場しました。
過去のある事件をきっかけに、すれ違うようになった主人公と母。そんな中、「半分の花火が見たい」と母は不可解な言葉を発するようになる。認知症と診断された母と息子の愛の物語。

菅田将暉さん

ヒット祈願をした菅田さんは“すごく気持ちよかったです。物理的な音とか隙間を流れる風とかという気持ちよさもあるけど、ジッと目を閉じて聞いていると、何か溶けていくような。癒された感じがしました”と、独特な表現で厳かだった祈願を振り返りました。

試写の感想を聞かれた菅田さんは“ちょっと安心しました。現場だと1シーン1カットで撮っていたりするので、チェックする隙間もなかったりで。こっちも1シーン終わったらヘトヘトで、振り返る作業がなかったので安心しましたね”と、映画の出来栄えに満足している様子。

原田美枝子さん

一方、原田さんは“(撮影は)大変でした。監督の求めていたものが、単にお芝居を埋めていくというよりは、その奥の奥の奥にある香りのようなものを引き出すまでOKが出ないので、最初は全然分からなくて、その感覚が。だから『一体何を撮りたいんだろう?』って。本当に謎で大変でした”と、苦労した撮影を振り返ると、菅田さんも“プロモーションで1年越しにお会いした時に『(原田さんに)菅田くんって、そんな人だったんだね』って言われた時に、現場での集中力というか、(お互いが)いかに役にのめり込んでいたのかが分かった”と語りました。

原田さんは“菅田さんが、みんなをギュッとまとめるような大きさのある人だというのを、キャンペーンをやっている最中に気がついて。『なんか、いい子だな。良かった。この人と仕事して』って思った”と、菅田さんの人柄の良さに最近気付いたことを明かし、会場を笑わせていました。

【担当:芸能情報ステーション】