学校の働き方改革で変革期を迎えている中学校の部活動。教員や保護者だけでは手が回らない“部活”を「他の人たちに手伝ってもらう」。そんな“部活動の外部委託”を実践している、あるサッカー部を取材した。(RBC NEWS Link 「スポーツのミライ」7月26日放送回)
休日の、うるま市立具志川中学校。6月末、県中学総体を控えていたサッカー部は、腕試しのリーグ戦に向かった。
「3台に分かれて出発します、3年生はマイクロバスの方に…」
朝6時半には集合し、会場の北谷町へ。移動車を運転するのは、学校の顧問でも保護者でもない。
▽運転する大嶺亮一さん
「ちょっと社会貢献したいという思いで」

送迎を担っていたのは、部活動を支援する一般社団法人「リタサポート」のスタッフ。リタサポートが入るまでは、試合の送迎は当然のように保護者が担っていた。