大分県内3大祇園の一つ、「中津祇園」が26日から始まり、漆塗りの山車が勇壮なお囃子とともに城下町を練り歩きました。

城下町・中津に響く鐘と太鼓のお囃子。中津祇園は、およそ600年の歴史を持ち、祇園車と呼ばれる13台の山車と、2基の神輿が城下町を巡行します。

初日は、祇園車がそれぞれの町内をまわったあと、神社に入る「引き出し」が行われ、奉納踊りと呼ばれる舞踊が披露されました。

27日は午後7時からメイン会場となる福沢通りで、祇園車の競演が行われます。また、最終日の28日は、およそ半世紀ぶりにJR中津駅北口のアーケードを祇園車が巡行します。