259人が犠牲となったとされる松山大空襲から26日で79年です。愛媛県松山市内では追悼式典が営まれ、参列者が犠牲者を偲びました。

遺族会などで作る市民団体が主催した26日の追悼式典では、まず、参列したおよそ50人が黙とうを捧げました。

(松山市平和祈念実行委・西村利明会長)
「過去の惨禍を風化させることなく、次の世に語り継いでいくことが大切だと考えます」

1945年7月26日の松山大空襲では、アメリカ軍のB29が市内中心部を爆撃し、死者・行方不明者合わせて少なくとも259人が犠牲となったとされています。

このあと参列者は献花台に白い菊の花を手向け、戦争の犠牲者をしのぶとともに、戦争のない平和な世界を願っていました。