落ち込むスタッフの背中を押したのは県内外からの励ましの手紙

日々、稚魚と向き合っていたスタッフは落ち込みましたが、その背中を押したのは水族館の挑戦を知った人から届いた励ましの手紙です。

手紙の一文
「どうかめげないで、私もがんばります!」


浅虫水族館飼育展示部 三浦弘毅さん
「県外何人かからお手紙をいただいて、やっぱり応援してくださる方もいっぱいいるので、その方にぜひクロマグロを展示して見ていただきたいなと思って、がんばっています」

養殖を続けるのにあたり、スタッフが技術面のアドバイスを求めたのが長崎県にある国立研究開発法人水産研究・開発機構です。クロマグロの完全養殖を研究していて、現時点では受精卵から体長1mまで育つことができるのはわずか0.6%だといいます―。