パリ五輪の“応援歌”の込めた思い
そして2024年、パリ五輪でも歌でエールを送る桑田さんが、曲に込めた思いを語りました。
桑田佳祐さんコメント:
「素晴らしいアスリートの皆様、そして今を懸命に生きるすべての人の踏み出す一歩が、少しでも力強いものになればと思い、バンドとして初心に帰ってロックナンバーを作らせていただきました。かの有名なフランス史のヒロインからお名前を拝借しまして、この曲のタイトルは、『ジャンヌ・ダルクによろしく』であります。勝利の女神が、皆様のもとへ舞い降りることを心より祈っております」

オーバードライブのかかった硬質なギター、跳躍するピアノ、高鳴る鼓動のようなリズムセッションが繰り広げる最強のロックンロールナンバー「ジャンヌ・ダルクによろしく」。
華やかさと表裏一体にある選手たちの“汗と涙”にまみれた泥臭さや、勝利への渇望が歌われています。
♪ 今を生きなきゃ勿体ない
二度や三度のミスなど怖くない
波に乗れよ!!
Oh You Can Make It!!
後で悔やみたくない
Yay Yay Yah
実際にこの曲を聞いたオリンピック選手は…

初種目「ブレイキン」金メダル候補 半井重幸選手(22):
「歌詞もめちゃくちゃいい。大会に行く前に聞くと『やってやるぞ』みたいな気持ちになる。しかもそれが結果を残そうみたいな感じの『やってやるぞ』よりも、『やってきたことをぶつけよう』みたいなエールが歌詞からくみとれて嬉しい」
東京五輪「フェンシング・エペ団体」金メダリスト 加納虹輝選手(26):
「結果だけじゃなくて、『今の自分ができることを精一杯やろう』という気持ちで試合に臨める気がする。試合前に聞きたい」

「陸上・やり投」北口榛花選手(26):
「共感しながら聞けるような曲で、すごくいいなと思ったし、なんか…、シャワー入りながら聞きたいなと思いました!ハハハハハ」
サザン流のアツいエールを受けた日本選手団の活躍に期待です!
ヒコロヒーがサザンと“共に過ごした”思い出
スタジオでは、『THE TIME,』7月レギュラー・お笑い芸人のヒコロヒーさんが、サザンと“苦楽を共にした日々”を語った。
「私スナックでアルバイトしていたんですけど、そこでよくお客さんとみんなで歌って。私も原坊(原由子)さんのモノ真似をしていた。サザン大好き」と“エアキーボード”を披露。
安住紳一郎アナが「赤坂のスナックでアルバイトしていたんですよね?」と聞くと、「すぐそこなので、もしよかったらご紹介します」と言ってスタジオを笑わせた。
(THE TIME,2024年7月8日放送より)