X(旧ツイッター)の投稿
「コロナで大口取引がなくなって廃業寸前だわって。お寺の関係者の方いらっしゃいませんかー」
この投稿が瞬く間に拡散されると、地元だけでなく全国から注文が殺到。
売り上げは数十倍に跳ね上がり、店も奇跡の復活を遂げました。
あれから3年…
内田線香店4代目店主 内田貴子さん
「(3年前と)ずっと同じ状態で続いております。私、それでもね、すぐ(売り上げが)下がるかなと思ったんです、一時の騒ぎで。そしたらそういう事もなく注文して頂いて。ありがたい事でございます」
伝統ある店は、今もその火を灯し続けています。

およそ100年前に遡る内田線香店の歴史。
初代・内田伝吉さんが創業したのが始まりでした。
当時は機械もなく杉粉をこねるのは水車。
原料の杉粉は近くの山で伐採された杉の枝から作っていました。