突然の“引退”発表「パリは全てを懸けて戦う」

さらに古賀選手を支えるもう1人の存在が、夫でバレー男子日本代表の西田有志選手です。

女子バレー日本代表 古賀紗理那選手:
「味方がいるって心強いなって、シーズン通してめっちゃ感じて。最強の味方です」

強い味方を得て、夫婦でメダル獲得を目指すパリ五輪ですが、7月、古賀選手は自身のインスタグラムで、“引退”を発表しました。

『パリオリンピック2024をもちまして、現役を引退することにしました。(中略)パリオリンピックにバレーボール人生の全てを懸けて戦います』

大会後の引退の決意を、木村沙織さんは4月ごろに聞いていました。

元日本代表 木村沙織さん:
「オリンピックの予選が始まる前でしたけど、サラっと言っていました。もし五輪に行けない結果になっても『それでも辞めます!』って言っていたので、それぐらいの覚悟があるんだなと」

同じく事前に引退を知らされていたバレーボール記者の田中夕子さんは、「とにかく全力で毎日100%を過ごしているから、もう続けられないのだと思う」と話します。

バレーボール記者 田中夕子さん:
「どこかにゴールを持たないと、そこまでやりきれないんじゃないかなというのと、『ここまでは絶対にやりきる』というゴールを決めたからこそ、それだけ走り切れているのかもしれない」

小学2年生から、バレーボールをはじめて20年。
リオ、東京と、五輪では苦難が続きましたが、木村さんはパリでのリベンジを期待しています。

元日本代表 木村沙織さん:
「今回は古賀紗理那じゃなくて、西田紗理那だから。画数も変わっているし、運勢も全部変わっているから。私たちの銅メダルよりもいい色のメダルを取って帰ってきてほしいなと思っています」

【パリ五輪 女子バレーボール 予選リーグ】
▼7月28日⇒日本ーポーランド
▼8月1日⇒日本ーブラジル
▼8月3日⇒日本ーケニア

(THE TIME,2024年7月23日放送より)