▽授業で先生の説明
「最初に、夏休みの目標を立ててほしいです」
時には悩みながら、教科書を振り返る児童も。クラスメイトの立てた計画をみて、自分のものに生かします。
児童たちが立てた目標はー
▽児童の発表
「2学期の漢字を先取りして練習したり、算数の小数の割り算・割合を復習する」「漢字を繰り返し書いて、覚えてから自分でテストをする。もし間違えた漢字があったら、また練習する」
児童たちは自ら立てた目標と計画をもとに、長い夏休みを過ごします。県内初の取り組みとなるよい子のあゆみの廃止と個票の導入。この改革に至った背景を校長先生に聞きました。

▽赤道小・城間修司校長
「子どもたち1人ひとりの、“主体的に自らの学びを振り返る自己評価の力”を伸ばしたいと考えています。自己評価の力を伸ばすためにも個票の方がよりベターな方法だと考え個票を導入しました」
城間校長がこの取り組みを思い立ったのは2年前のこと。反対の声は無かったのでしょうか。
▽赤道小・城間修司校長
「思いを伝えたところ、保護者や地域の皆さんから理解を得られたと考えています」
とはいえ、教員たちには当初戸惑いもあったといいます。
当初は教員もびっくり「通知表なくしていいの?」
▽教員7年目 山城志翔教諭
「最初はびっくりでした、「よいこのあゆみ」、なくなっていいの?という感じで、驚きと衝撃が一番でした」

▽教員19年目 饒平名沙織教諭
「正直にいうと、どうなるのかな、とちょっと不安でした」

しかし、現在の思いはー