盛岡市動物公園ZOOMO(ズーモ)で夏休み中の子どもたちを対象にした仕事体験が行われました。動物たちの生態や飼育員の仕事について体験し学びました。

1日仕事体験・サマースクールに参加したのは岩手県内の小学3年生から中学3年生までの12人で、2~3人のグループに分かれて活動しました。
このうち小学生1人と中学生2人のグループはアメリカバイソンとエミュー、アカカンガルーの担当です。体験では、普段入ることのできない場所から近い距離で動物を見ることができます。
担当動物のうち、エミューは鳥類でダチョウの次に大きい飛べない鳥で、首から体にかけて長い羽毛に覆われています。その羽にも特徴が・・・
(飼育員)
「飛ぶ気がないからここも間がある。カラスの羽であおいだらすごい風がくるけどこれは来ない。飛ぶ気がないから風を受ける必要がない」

子どもたちは動物を運動場に出すと獣舎を隅々まで掃除して飼育員の仕事の大変さを感じていました。
(参加した小学生)
「疲れるけど楽しい」
そして、遠野市の中学2年生の2人は小学校5年生から継続してこの体験に参加しています。
(参加した中学生)
「サマースクールで体験したことは今まで感じたことのないことがたくさんあるので、あと1年だけど参加したいと思いました」
(別の中学生)
「私は将来獣医になって病気やけがで苦しんでいる動物を助けたいと思います」

動物の生態を学び飼育員の仕事を体験できるZOOMOサマースクールは8月1日と2日にも行われます。