災害時の行動について考えます。
高校生が地域防災を学ぶ研修会が宮崎県都城市で開かれました。

この研修会は、県教育委員会が、毎年、開いているもので、24日は、都城市や小林市など9つの高校から生徒と教職員あわせておよそ40人が参加しました。

研修会では、県の危機管理課の担当者が台風や新燃岳の噴火など県内で発生した自然災害の特徴を説明し、避難時には助け合う気持ちが大切だと呼びかけました。

(宮崎県危機管理課の担当者)
「発災直後は公助、国や県、市町村の助けは、あまり期待が出来ない。自助・共助によって災害対策することが重要です」

また、高齢者や妊婦などの要配慮者と介助者に分かれて生徒たちが避難所での生活を体験しました。

(参加した高校生は)
「私も災害が起きたときに避難を考えたりしないので、これからは、もっと早めに行動することをほかの人たちにも伝えていきたい」

生徒たちは、地域防災に対する意識を高めていました。