SNSで投資話を持ちかけられ、1億円分を超える暗号資産をだまし取られる詐欺の被害が発生したと、広島県警が24日、発表しました。
被害に遭ったのは、廿日市市に住む会社役員の男性(40代)です。
警察によりますと、台湾出身で日本人女性の名前を名乗る人物から男性のFacebookに「友だちになりましょう」とメッセージが送信されました。その後、男性はLINEに誘導され、「ゴールドでもうかる話がある」「アナリストがいるから必ずもうかる」などと投資話をもちかけられたといいます。
そして、この人物に指示されるまま暗号資産のビットコインを16回にわたって送り、総額1億1789万円分をだまし取られました。
男性は利益を出金できなかったため、不審に思い、警察に届け出て事件が発覚しました。投資話を持ちかけた人物は「増えた分をおろそうとしたら税金がいる」などと言って、追加の送金も求めてきたということです。
警察は、SNSでの投資話はウソである可能性が高いと注意を呼びかけています。