ここがすごい!日本の新幹線 年間平均「遅延時間」12秒!
東海道新幹線は1日に多い日で400本近く。大阪の環状線も1日に500本弱だということで、匹敵するほどたくさんの新幹線が走っています。驚くべきは事故の少なさと、遅延時間。
事故はほとんどなく、年間平均「遅延時間」はなんと12秒(2019年)!
事故が少ない一番の理由は、“踏切がない”ということ。また、自動列車制御装置「ATC」というブレーキが搭載されていて、他の車両に近づいたら自動で減速するなど制御してくれるといいます。
さらに地震に対する備えも。緊急地震速報でも感知している、強い揺れが来る前の弱い揺れ「P波」を感知して自動でブレーキがかかり始めるといいます。この装置のおかげで、今まで高速で走ったまま大地震で脱線したことはないということです。
騒音対策も進化を遂げてきました。新幹線の騒音の約半分は実は「パンタグラフ」から出ているといいます。最初は16両編成で8基あったパンタグラフですが、技術の進歩で今では2基まで減らしてるそうです。
ちなみに、鉄道の中の「タンク式トイレ」も新幹線が世界初。
世界に誇る技術の結晶である日本の新幹線ですが、今回のような事故は起きてしまいます。大型連休や出張でなくてはならない交通手段ですが、この機会に「もし自分の身に起きたら」と想定しておくことが必要かもしれません。
(2024年7月23日放送「よんチャンTV」より)














