山形県天童市できょう、市内で働く外国人に向けた交通安全教室が開かれました。
国によって違う文化や交通ルールに、驚きや戸惑いもあったようです。
きょう天童警察署で自転車の交通ルールなどについて講習を受けたのはミャンマーから天童に来て、宿泊施設で働く5人です。

日本で働く外国人労働者は移動手段として自転車を利用する場合も多く、きょう参加した5人も自転車で買い物などに向かうということです。
大塚美咲アナウンサー「日本では着用が努力義務化されているヘルメットですが、ミャンマーではほどんど被ることがなかったということで、皆さん少し、着用に戸惑いがあるようです」

天童警察署によりますと、去年県内で起きた外国人が関わる人身交通事故は32件で、そのうち自転車の事故は3件ありました。そのすべてがヘルメットを着用していなかったということです。

また、ミャンマーと日本では交通ルールにこんな違いも。

参加者「ミャンマーでは自転車に乗るときに傘を差しても大丈夫。自転車の二人乗りも大丈夫。(Q:ミャンマーと比べると日本のルールはどうですか?)ちょっと厳しい」

生活に欠かすことができない移動手段ということもあり、参加者は交通ルールの違いを知り、自分自身の乗り方に置き換えて、命を守るための乗り方を考えているようでした。















