3億年以上前から変わらない “生きた化石”
カワヤツメの成魚は吸盤型の口で他の魚に吸いつき、ヤスリ上の歯で筋肉を削って食べたり、血液を吸ったりするそうです…。まるでヒルのようでなかなか気持ちが悪いですね…。
記者:「痛いんですか?かじられたら?」
不破さん:「あぁ…どうなんですかね…痛そうですよね…僕はかじられたことがないのでわからないです…」

普通の魚には胸ビレや腹ビレがあり姿勢を保っていますが、ヤツメウナギには背ビレと尾ビレしかありません。
口で石などに吸いついて、姿勢を保ち、流されないようにするためにも、吸盤状の口が活躍するそうです。


奇妙な口とヒルのように魚に食いつく習性に加えて3億年以上も前から姿を変えていない「生きた化石」ヤツメウナギ。かつては食用としても利用されていたそうですが、現在は数が極端に減少していて、富山県では絶滅危惧1類に指定されていてなかなか出会うことは難しいようです。
