今回取材した高齢者たちは一人で暮らす人も少なくありません。熱中症の発生場所の半数は自宅などの室内で、気づかないうちに熱中症になり、重症になるケースもあるといいます。



こうした高齢者を守るためには、家族以外の地域の力も欠かせなくなっています。

▽玄米クリニック 森田悦雄医師
「熱中症は決して遠くの話じゃなくて身近な問題として、お年寄り自身も(意識を)持つことも大事ですが、 “あそこのおじいちゃんおばあちゃん、大丈夫かな” と近所の方が心掛けるのも大事だと思う」

多くの危険性をはらむ高齢者の熱中症。周囲の見守りの中で注視することが求められます。(島袋剛)