コンセプトは、「遊んで学べる」屋内施設。
長野市民に親しまれてきた少年科学センターが生まれ変わり、施設の中がお披露目されました。
子どもたちが必死によじ登っているのは、「リトルアルプス」と名づけられた白い築山(つきやま)。
7月28日のオープンを前に、長野市の屋内遊戯施設、ながのこども館「ながノビ!」が21日、お披露目されました。
2022年3月に老朽化のために閉館した少年科学センターをリニューアルし、地下1階と地上1階の2つのフロアで、さまざまな体験を楽しめます。
コンセプトは、「0歳から楽しめる遊びと学びの場」。
主に小学生向けだった少年科学センターとは異なり、授乳室を備えた乳幼児コーナーや、木のおもちゃエリアなど、未就学児も楽しめます。

この日一番にぎわっていたのが、地下1階のアスレチックエリア。
壁に開いた穴に向けて子どもたちがボールを投げています。
このボールプール、見覚えのある方もいるかもしれません。
そう、旧少年科学センターの一番人気の遊び場!
そのバトンを受け継ぎ、新たなゲームを組みこんで、導入されました。
さらに入口で来場者を迎えてくれていた科学センターのマスコット、にんじゃ君も地下1階のサイエンスエリアにちゃっかり移動していました!
「はい、やってみよう!」
遊びだけではありません。
信州大学の工学部がサポートする、科学体験コーナーもあり、この日は、簡単なプログラミングや、モノづくりの教室が行われていました。
子ども:
「体験したことがないことが色々あって楽しかったです」
保護者:
「すごく変わっていて、きれいになっているし、体験も色々できるので楽しいと思います」