浜松市では戦時中に多く食べられていた「すいとん」を無料で配るイベントが行われました。世界情勢が悪化する中、平和への願いが込められています。

浜松市南部協働センターで開かれたイベントでは、集まった人たちが具沢山のすいとんに舌鼓を打ちました。

すいとんは調理が簡単で腹持ちが良いことから、食糧難の戦時中に多く食べられていました。

<食べに来た人>
「なんか懐かしい感じですね」「田舎のおばあちゃんのところで食べていたような記憶があります」

今年はロシアによるウクライナ侵攻があり、このイベントには戦争に反対しようという思いも込められています。

<フリースクール空 西村美佳孝理事長>
「絶対に戦争はいけない、悪だということを一時でも考えてほしいなと思って行っています」

会場にはウクライナ支援のための募金箱が設置され、集まった募金は全額ユニセフに送られるということです。