アメリカのバイデン大統領が11月に迫る大統領選挙から撤退する考えを表明したことを受け、この後、大統領選挙までに民主党は態勢を立て直せるのでしょうか?ホワイトハウス前にいるワシントン支局の樫元支局長の報告です。
民主党は今回の撤退表明で、かなり厳しい状況に陥っています。いわば、遅すぎる決断で、民主党はパニックになっているとも報じられています。
撤退論が出始めたころは、民主党内で候補者を募り、新たな大統領候補を選ぼうという声もありました。今回のバイデン大統領の撤退表明を受けて、民主党は透明性のある形で候補者選びを行うとしていますが、民主党の全国大会まではあと1か月もありません。1968年にジョンソン大統領が撤退をした時期は3月の下旬で、党大会までは5か月ありましたが、今回は全く時間がありません。
トランプ氏が暗殺未遂事件の被害者となり、共和党内でトランプ氏を支えていこうという機運が大きく盛り上がったのとは対照的に、民主党内はバラバラで、前に進む推進力を失いかねない状況です。
果たして、ハリス副大統領が大統領候補に決まったとして、党内で団結して支持していけるのか。誰も経験したことのない選挙戦の立て直しを迫られています。
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