アメリカのバイデン大統領が11月に迫る大統領選挙から撤退する考えを表明したことを受け、この後、大統領選挙までに民主党は態勢を立て直せるのでしょうか?ホワイトハウス前にいるワシントン支局の樫元支局長の報告です。
民主党は今回の撤退表明で、かなり厳しい状況に陥っています。いわば、遅すぎる決断で、民主党はパニックになっているとも報じられています。
撤退論が出始めたころは、民主党内で候補者を募り、新たな大統領候補を選ぼうという声もありました。今回のバイデン大統領の撤退表明を受けて、民主党は透明性のある形で候補者選びを行うとしていますが、民主党の全国大会まではあと1か月もありません。1968年にジョンソン大統領が撤退をした時期は3月の下旬で、党大会までは5か月ありましたが、今回は全く時間がありません。
トランプ氏が暗殺未遂事件の被害者となり、共和党内でトランプ氏を支えていこうという機運が大きく盛り上がったのとは対照的に、民主党内はバラバラで、前に進む推進力を失いかねない状況です。
果たして、ハリス副大統領が大統領候補に決まったとして、党内で団結して支持していけるのか。誰も経験したことのない選挙戦の立て直しを迫られています。
注目の記事
「大人の財力で手に入れたい」シール集めは“リベンジ” 平成レトロ注目は「平成女児」【Nスタ解説】

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を
