暗殺未遂事件から5日。共和党大会でトランプ前大統領が事件から初めて、公の場で演説しました。国民に団結を呼びかける一方、変わらぬ「トランプ節」もみせています。
共和党党大会の最終日。クライマックスに登場したトランプ氏は大統領候補の指名を受諾する演説を行いました。
アメリカ トランプ前大統領
「私たちの社会の不和と分断は癒されなければならない。私は米国民の半分ではなく、すべての米国民の大統領になるために出馬している。米国民の半分のために勝っても、それは勝利ではないからだ。私は誇りをもって、あなた方(共和党)の大統領候補への指名を受諾します」
強調したのは党派を超えた「国民の団結」。暗殺未遂事件のあと、事前に用意していた演説の原稿を全面的に書き換えたといいます。
もともとの原稿では、バイデン政権の批判を中心にしていたということですが…
アメリカ トランプ前大統領
「アメリカの大統領の中で史上最悪だった10人が与えた損害を足し合わせても、バイデン大統領ほどの損害にはならない。ただ、きょうはバイデンの名前を使うのは、この一度だけにする」
バイデン氏の名前を挙げての「攻撃」は1回にとどめると宣言。ただ、暗殺未遂事件に触れた部分以外では、ライバルの民主党への批判も目立ちました。
アメリカ トランプ前大統領
「民主党は司法を武器にするのをやめるべきだ」
序盤こそソフトな語り口でしたが、途中からは「トランプ節」も復活。
記者
「コロナウイルスを中国ウイルスと呼びました」
政策面では、メキシコとの国境の壁を完成させ、「不法移民危機を終わらせる」と強調し、次のような言葉を述べています。
アメリカ トランプ前大統領
「不法移民は刑務所や精神科病院からやってくる。そしてテロリストたちも、これまでに見たことない数が入ってくる」
また、アメリカファーストの言葉通り、国内のインフレ対策として、石油や天然ガスなど化石燃料の生産を増やし、エネルギー価格を引き下げると言明しました。
アメリカ トランプ前大統領
「就任初日から2つのことをやるぞ。(化石燃料を)掘って掘って掘りまくれと、国境の封鎖だ」
そして、世界は「第三次世界大戦の瀬戸際に立たされている」としたうえで、自らが政権に返り咲けば、▼ロシアによるウクライナ侵攻や、▼イスラエルと「ハマス」の戦闘を終わらせると述べました。
アメリカ トランプ前大統領
「(選挙に)勝つ、勝つ、勝つぞ。アメリカを再び偉大に」
一方、相対する民主党・バイデン大統領については現地メディアからこんな報道が。
米ニュースサイト「アクシオス」
「民主党幹部はバイデン氏が今週末にも大統領選挙からの撤退を決断するとみている」
党内や献金者からの撤退圧力の高まりに加え、今後、世論調査でこれまで以上にトランプ氏の優勢を示す結果が出ると予想されることから、バイデン氏は選挙活動の継続が難しくなったと考えているということです。
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