
例年の砂浜の無料席、椅子の有料席に加えて、今年は新たに『クラウドファンディング席』を設けました。
クラウドファンディング席では、砂浜に2人座れるペアシート。特設サイトに名前を載せてもらうこともでき、納涼うちわが2本もらえます。25限定の販売で2人で9000円。
さらに、5人まで座れるシートは1万8000円(限定80)で販売しました。
結果は、目標金額は650万円を大きく上回る786万円超となり、達成率は121%。
集まったお金は、花火の打ち上げ費や広報などに充てることができたといいます。
実行委員長の中沢俊之さんは「5年前と比べ人件費含めて物価が上がっている中で、資金の確保が大きな課題だった。協賛金や有料席だけでは運営資金を確保できなかった」と話します。
花火文化の普及活動に尽力する花火マニア 安斎幸裕氏:
「やはり“有料席を設けます”と言っても、手が出せない人ですとか、当然ながら“無料で見れるからいいんじゃないの”っていう風潮がある。ただ花火大会一つを形成するのには、非常に膨大なお金がかかります。花火の打ち上げ資金だけじゃなく、警備員さんの費用、椅子の費用、テーブルの費用、全てが絡んでの予算。なかなか実行委員会も主催者も苦しいところがあると思います」
恵俊彰:
「これだけの物価高騰で、花火大会もタダで見るものではなくなってきているってことなんですね」
弁護士 八代英輝:
「いろいろな問題を抱えてますよね。最近行政にも色々な声があるじゃないですか。使う資金もそうですし、渋滞もそうですし、騒音もそうですし。いろんなものをクリアしながら実行委員会の皆さんが本当に努力されてるんだなって思いますね」