新型コロナウイルスや物価高騰などの資金難に苦しめられ開催を見送っていた鎌倉花火大会が、5年ぶりに復活しました。
一方で、全国では中止を余儀なくされている花火大会も。夏の風物詩、花火大会の現状を取材しました。

「やっと、なんとか実施にこぎつけた」

夏の夜空を彩る2500発の花火。
7月17日、鎌倉の由比ガ浜で開催された花火大会には、前回よりも3万人多い約16万人が集まりました。

実行委員長 中沢俊之さん:
「多くの皆様から花火大会は実施するのかという問い合わせもいただいた。やっとなんとか実施こぎつけた、それが素直な気持ちです」

新型コロナウイルスの影響やオリンピックの開催などで中止が続き、開催は5年ぶりです。
しかし、実は今年も『物価高』によって開催が危ぶまれていました。

そこで実行委員会が考えたのが、“クラウドファンディング”です。